開発者ブログ開発者ブログ

オプトン開発者ブログ

2012年06月05日

非接触式3D測定機「サーフタイザーシリーズ」「クラウドフォーマシリーズ」の新型化 3Dカメラセンサー部のフリンジ投影光源のLED化、測定スピードの高速化

サーフタイザー300・700・1000・2000・6000
クラウドフォーママニュアル操作シリーズSM1L

ブログ投稿者からのコメント

ご利用頂いております弊社製品 3D測定機シリーズ

日頃弊社商品をご利用頂いておりますお客様よりご要望が多かったため、今回

非接触式3D測定機「サーフタイザーシリーズ」「クラウドフォーマシリーズ」の新型化
3Dカメラセンサー部のフリンジ投影光源のLED化、測定スピードの高速化に挑戦致しました。

日々、弊社製品の改善を行っておりますので導入のご検討をいただければ幸いです。

現状の課題

今までの非接触3D測定機のフリンジ投影光源は、映写用のハロゲン光源を採用していましたが、避けがたいいくつかの欠点を持っていました。

【欠点】
1.点灯、消灯が瞬時にできないので、連続投光式にせざるを得ず、寿命が短い上、測定時間が1ショット5秒でこれ以上縮められなかった。
2.光源寿命が短く、年1回の定期交換と精度校正が必要。
3.カメラ筐体内が高温になり、安定した精度の維持が困難。
4.コストが高い。

高輝度LEDによるフリンジ投影システムの開発に成功

【特徴】
1.サーフタイザー用3Dカメラ(測定視野150mmx120mm)用として、1灯式LEDフリンジ投影システムを開発しました。2011年から採用し、結果は良好で測定時間が1/2、LED光源寿命は約10年に延び、発熱が少なく精度が安定しました。
2.クラウドフォーマ用3Dカメラ(測定視野300mmx240mm)用として、2灯式LEDフリンジ投影システムを開発しました。結果は良好で測定時間が1/2、LED光源寿命は約10年に延び、発熱が少なく精度が安定しました。
3.LED光源の寿命は約20,000時間程度と考えられ、通常測定であれば10年程度の寿命となります。
4.投影システムが小型低発熱となり、コストを大幅に下げることができました。

既納入サーフタイザー・クラウドフォーマシリーズのLED化リニューアルのおすすめ

既納入サーフタイザーのお客様にLED化3Dカメラへの交換とコンピュータの高速化改造をおすすめします。

【特徴/実績】
1.3年程前に鋳造鋳物の削りロスを減らす目的でサーフタイザー700Sを導入いただいたお客様で、リニューアル改造を行いました。結果は良好で、
①測定スタートから精度が非常に安定しました。
②投影ランプの交換が3年経ちましたが、全く必要はなく日々の精度確認が省略できるほど安定してしました。
③測定スピードが1/2になりました。
2.リニューアル期間は事前にカメラ、コンピュータボード等準備しておきますので、現場での作業は3日~1週間で終わります。
3.費用は無料で診断をさせていただいた上で、詳しい見積書を提出いたします。

LED型フリンジ投影方式の新型クラウドフォーマシリーズ/サーフタイザーシリーズを発売いたしました。

新型クラウドフォーマLEDAMS型の紹介

【特徴】
1.従来の一眼式マニュアル測定シリーズ 
クラウドフォーマ「SM-PT1L」・「SM-GE1L」・「SM-GP1L」
2.新シリーズ二眼式全自動測定シリーズ 
デュアルフォーマシリーズ「DA-PTL」・「DA-GEL」・「DA-GPL」
3.全自動二眼式のデュアルフォーマLEDAMSを第17回内覧会(2012年7月17日~7月21日)で発表します。

お問合せ・ご相談

株式会社オプトン本社工場お問合せ・ご相談は本社サービスコールまでお気軽にお問合せ下さい。
本社サービスコール:0561-48-3389

営業所のご案内

営業所のご案内愛知・大阪・群馬・東京・海外営業所がございます。