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TIF開発でサーボ制御をソフト化、制御プログラムはフローチャートやタイムチャートで開発できる!

2012年08月18日

投稿者: 可児

≪現状の課題≫


台湾製・中国製のベンダーの価格と競争するため、原価を下げる必要がある。

メカ関係のコストダウンは、メカの専門家に任せることにして、私は制御系のコストダウンを考えた。
(正確には、社長のアイデアを具体化し実現する方法を考えた)

原価を下げる為には・・・
 ①部品点数を減らす。
 ②設計・製作工数を減らす。
 ③ソフト開発工数を減らす。

 


≪コストダウンの具体策 部品園数を減らす≫

 

従来の3軸パイプベンダーは、専用のモーションコントロールボードやDIOボード等を使用していた。

専用のモーションボードをソフトウェアサーボに置き換えることで、ボードが無くなり
コストダダウンと信頼性の向上(部品点数が減れば故障が減る。)を実現することができた。

ソフトウェアサーボを使用することで、コンピュータの性能が向上すれば、何もしなくても
サーボサイクルが上がり、サーボ制御の性能がアップする。

現在は1台の制御用コンピュータで10軸のベンダー4台を制御することが可能である。
また、部品点数が減ることで、設計工数・製作工数も自動的に削減される。

 


≪開発工数の削減≫

 

制御プログラムの開発は、シーケンス制御はラダー言語行っていた。

また、高級なモーション制御(多軸同期制御等)は、C言語等のプログラミング言語で行っていた。
 オプトンは、制御プログラム開発をフローチャートやタイムチャートで行うことのできるツールを開発した。
このツールを使用することにより、C言語を使用していた時の1/2~1/3の時間で開発することが可能となった。

サーボ制御をソフト化し、制御プログラムはフローチャートやタイムチャートで開発できる
オプトンの制御方式は、究極の制御方式であると確信している。


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