2011年11月22日
小R曲げや薄肉パイプ曲げ加工等を行うお客様から下記のような問題の相談をいただきました
・曲げ加工に使っているワイパー金型の消耗が早く、すぐ交換しないといけない
・段取り替えで、ワイパーを交換してつけ直すと曲げ形状が変わってしまい、調整に時間がかかってしまう
・交換頻度が多いので金型費用がかかる
・ワイパー金型が消耗してきると、途中で形状が変わって品質維持が大変
そこでお客様に
ロールワイパーを提案しました
ロールワイパーは、曲げロールとワイパーを一体にした金型です(特許取得)
従来のワイパーと比べると耐久性が格段にあがり、交換するときも微調整なしで簡単にできます
主な効果は
・製品品質が安定
・製品不良率が低減
・段取り替え時間が低減
・ランニングコストが低減
・ワイパーのスリ合わせが不要
ロールワイパーは今まで大変だった小R曲げや薄肉パイプ曲げの生産性が向上できる金型です