対象材料 : 細物長尺パイプ 例)STKM11A φ12.7×t0.8 R25 芯金なし
提案機種 : シングルロボットベンダー、デュアルロボットベンダー
※航空機の油空圧配管・冷蔵庫等の熱交換用の配管・
自動車のブレーキパイプや燃料パイプ用の曲げ加工設備
≪現状の課題≫
設備の新規導入、更新を検討
・曲げ数が多いので加工タクトが掛かる。
・長い製品がある(L4,450mm)。
・材料をひねって曲げ方向を変えるため、ワークの揺れが発生し、形状がバラツク。
・作業者がワークを支えながら加工する製品がある。
・設備1台につき1人作業員が付く(H社) → 自動化したい
・パイプ供給機と排出用ロボットが付いており1人で3台管理している(M社)
→ レイアウト変更など有効スペースの見直しをしたい。
・専用機(製品形状に合せてシリンダーを配置し曲げ加工する機械)で生産(K社)
→ モデルチェンジ等により製品形状が変更になった場合、買い換えが必要になる。
・製品形状に形取った冶具に人が手でワークを巻き付ける様に曲げる(F社)
→ 1日の生産量が少なく、形状のバラツキもあり、人件費が掛かる。
・メンテナンス補給部品の製作が稀にあるため、手曲げ冶具や専用機の廃棄処分が不可能。
≪CNCパイプベンダー選定≫
15型相当のベンダー
・ベンダー + パイプ供給機 + 排出用ロボット
・シングルロボットベンダー
・デュアルロボットベンダー(送り有効長5,000mm)+ パイプ供給機
・T-WIN20ロボットベンダー + ローダー(制御盤下に設置)
≪ロボットベンダーの特長≫
新方式の曲げ機械
・ベンダー自身が自力で素材パイプを取りに行くことが出来る。
(ローダーを設けて素材パイプを自動連続供給することにより、さらなる高効率化も可能)
・加工後の製品も自力で排出できるので、アンローダーが不要になる。
・各軸の高速化とアンローディングしながらの最終曲げにより生産効率は約2倍。
・ひねり・曲げ動作をロボットが行う為、ワークを振り回さず、安定した加工を実現。
・パイプの振れが少ないので、曲げ加工の高速化を実現。
・直管で部品を取り付けた状態での曲げ加工が可能。
・手間のかかる加工が無くなる為、コストダウンを実現。
・2台のベンディングロボットによりワークの両端から同時に曲げ加工が可能(デュアル)。
・パイプと機械・床の干渉が発生する形状でも、ロボットの姿勢を変えることにより、回避可能。
・多品種、少量の生産にもXYZの図面データから短時間で製品加工が可能。
・専用のシミュレーションソフトにより、事務所内の机上で曲げ検討が出来る。
≪ロボットベンダー導入後の効果≫
従来型CNCベンダー比160% UPの高速曲げ、製品取り出し装置不要
・高速、高精度の安定した曲げ加工が可能で、1日の生産量が増大した。
・省スペースの設備で工場内を有効に使える。
・無人化により人件費を大幅に削減することが出来た。
・パイプ中間に保護チューブ・ゴムホース・ステー等の付加部品が付いたパイプ加工を実現。
・汎用性があるので、特殊な専用機を設備せずに生産の合理化が可能となった。
・前工程、後工程に端末加工機、ナットフィーダー等装置を設け、搬送機機を含めた全自動ラインへのシステムアップ実現。
・シミュレーションソフトにより試作の時間と材料を削減することが出来た。
・3段曲げR対応で、手間のかかる段取り替えの作業が不要になった。
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