2013年10月10日
1.従来の曲げ加工における大R曲げの問題とは?・従来の直交式CNCパイプベンダーでは、曲げ金型により曲げRが決まってくるため
大R曲げ加工においては、
①複数の曲げRがある場合、曲げRの種類分、金型が必要です。
②対象設備により加工出来る最大曲げRが決まってしまう。
そのため、一般的に大R曲げ加工においては、直交式CNCパイプベンダーによる場合は、
小角、小送りを連続させたり、弊社
マルチベンダーや
3点ロールベンダー、
プレス等でその都度工夫しながら曲げ加工を行っている。
弊社
ECO型パイプベンダーは従来工法の問題点を解決した次世代機である。
それぞれのマシンには以下のような特質がある。
①
マルチベンダー:曲げデータの作成が職人芸、曲げはきれい
②
3点ロールベンダー:曲げデータの作成が職人芸、曲げRが大きい
③プレスベンダー:金型作成が大変難しい 曲げRの自在性大
④弊社
ECO型パイプベンダー、小R曲げ、大R曲げ(押し通し曲げ)等すべての点で優れている。
2.最新ECOベンダー導入による効果は?
・押し通し曲げ加工が可能です。
最新ソフトと送りを直接サーボモータで制御することにより、材料を送りながら
曲げヘッドの開き角度により曲げRを調節し加工することが可能です。
この工法により、小R曲げ加工と大R曲げ加工が連続して可能になりました。
・従来のドロー曲げ加工と押し通し曲げ加工を組み合わせることが出来るので
小Rはドロー曲げ、大Rは押し通し曲げ加工と複数のRの組み合わせの製品も
加工が可能になりました。
・材料をヒネリながら押し通し曲げを行うことで、
バネ形状や美術曲線等任意形状の曲げが可能となりました。
加工例
中部営業所 坂
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