CNCパイプベンダー MS-80R(1997年納入機)
※マフラー曲げ加工ライン内のベンダーをAプランでリニューアル
対策提案
1.Aプラン:駆動源製造中止部品(DCサーボモータ等)の交換。動力盤内制御用製造中止電気部品(コンピュータ、リレー、基板等)の交換、制御装置を最新の当社製TIF型-NC操作盤に最新のベンダーソフトを入れて交換します。性能は最新ベンダーとほぼ同一となり、10年以上の延命と曲げ加工の精度50%UP、曲げ加工スピードの10%UPが実現できます。
2.Bプラン:駆動源製造中止部品の交換。動力盤内製造中止電気部品の交換により、設備停止を未然に防ぎます。性能は従来品と同等です。
1.産業用加工設備の多くは、稼働年数とともに性能が劣化したり、故障が多くなります。本体機械系はそのままにして、駆動系及び制御系を最新型に取り替えることで、新しい性能で今後、10年~15年と長くご使用いただけるようになります。
2.リニューアル費用は新規設備導入に比べ、約4~6割くらいですみます。
1.機械の内部に取り付いている配管系、電気工事系部品を取り外し、機械の内外を清掃し、再塗装します。
2.機械の一部を改造して、旧DCサーボモータを新ACサーボモータに取替えます。
3.製造中止部品をチェックして、すべて新型部品に交換します。
4.油圧ホースはすべて交換します。
5.消耗品はすべて交換します。
6.オプション作業でブースターのNC化改造を行います。
1.旧DCサーボモータを新型のACサーボモータに交換することで、定期的なカーボンブラシの交換がなくなり、メンテ費が削減できる。
2.各メーカーで製造中止になった旧標準部品を新部品に変えることで、故障頻度が少なくなり、メンテ費DOWNと稼働率UPを実現します。
3.旧8ビット式のコンピュータを32ビット式に交換することで、精度、加工タクトが大幅に向上します。
4.従来の操作性を引継ぎながら、さらに便利機能を加えて、カラーグラフィックパネルで操作できます。
5.リニューアルして納入後、弊社製パイプ形状及び関連部品測定用「クラウドフォーマ」を導入いただき、LAN接続し加工測定システム化しました。試作はロス1本で合格品加工ができます。金型段取の再現性に神経を使う必要がなくなりました。
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