CNCマルチベンダー YPL型(1989年納入機)
※自動車用ルーフ部品曲げ加工設備
マルチベンダーが稼働し23年経過しており、機械の
駆動系及び制御系部品が老朽化し故障が頻発するようになりました。
また、機械に使用している部品の多くが生産中止となっており、
今後機械が故障した場合、復旧が困難な状況となってきました。
産業用加工設備の多くは、稼働年数が長く、駆動系及び制御系の装置を最新型に
する事により今後も10年・15年と長くご使用頂けます。
また、新規設備導入と比べ、約1/3の費用で最新設備と変わらない能力を発揮
出来る為、加工速度・操作性の向上が可能です。
今回の設備は、23年お使い頂くうちに、機械の摺動部の多くが摩耗しており、
加工品の品質劣化が発生しております。この為、摩耗部品も交換・再調整する事により、
新規設備納入時と変わらない品質向上をねらいます。
また、油圧系部品(主に、油圧ホース・パッキン類)が劣化し、
油漏れが原因による故障が発生している為、部品交換し機械性能の安定化を図ります。
さらに、オプションの2次元レーザーセンサーで曲げ直後の製品を測定するリアルタイム加工形状計測を
行う事によりマスターデータと高速リアルタイム照合が可能となります。
これにより、従来機と比べ加工品の品質が安定し、後工程での品質確認時間が軽減できます。
・駆動系を最新型ACサーボモーターに交換する事により、速度が向上(約5%)し、
故障頻度が低減する為、生産性向上とメンテナンス費用が低減します。
・制御系コンピュータを最新型にする事により、機械動作の処理にかかる時間が向上(約5%)します。
・また、曲げデーター作成はポイントtoポイントマニュアルインプット方式と3D‐CAD
データインプット方式の2種あり、従来の操作性を引き継ぎながら、
最新の操作画面の採用で、データー作成がしやすくなります。
・さらに、マスターデータと高速リアルタイム照合が可能になる為、
曲げ加工誤差をベンダーにフィードバックさせ、より安定した製品加工が可能となります。
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