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問題解決改善事例

サーペンタインベンダー(プレーンベンダー)導入検討事例

2012年08月11日

 対象製品:自動車用ラジエター・業務用製氷機


1.一般的なパイプベンダーでは何が問題か?

部品用途が熱交換であるため製品長(材料長)が長く、通常のベンダーでは曲げられない。

  ・加工形状から180°反転のヒネリ動作が必要となるため加工が困難である。
   (短い材料であれば可能性もあるが、該当する製品においては概ね材料が長い)
  ・多本数同時曲げ(3~4本)を行う場合、材料をチャッキングできない。
  ・長尺材料を供給することが困難である。


2.サーペンタインベンダーにはどのような効果があるのか?

材料のヒネリ動作を行わず、多本数を同時に曲げられる。

  ・曲げヘッドが左右に任意で動作させられるため、自在な形状に加工できる。
   (但し、曲げは水平方向のみ)
  ・材料を多段(3~4段)にて供給できるため、同時曲げが可能。
  ・コイル材から矯正、供給、切断ができるため、長尺材料ストッカーは不要となり、
   任意の長さで曲げ加工が可能。

 

3.サーペンタインベンダーの加工フロー

具体的にどのような動きをするのか。

  ①コイル材をアンコイラーにセット。
  ②矯正装置(ロールにて矯正)を通して材料を伸直させる。
  ③曲げヘッド部に材料を送り込む。
  ④曲げヘッドが左右任意方向に動作し、曲げ加工を行う。その後、同様の動作を繰り返す。
  ⑤製品の長さから最終送り込み量を算出し、カッターにて切断する。
  ⑥切断された材料を送り込み、曲げ加工を完了する。
  ⑦先に切断された材料の先端を曲げヘッド部に送り込み、④以降の工程を繰り返す。

 ※加工データを切り替えながら多品種を混在させることも可能。


4.他の加工機(加工機特徴)

プレーンベンダー以外でも加工できる機種があります。

  ・蛇行曲げベンダー(曲げヘッド回転式) 別途、ご提案致します。
  ・スイッチベンダー(左右曲げ方式) ECOベンダーシリーズ参照願います。

 

 

中部営業所 加藤  管理№20120811AK

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