インラインで組立工程内製品検査を行う事が求められていますが、従来の2次元検査では、種々な形状に対して十分な形状検査は難しかった。
弊社ではこの検査を実現するため、高速度(1/1000~2秒)、高密度(130万点/500万点)、高精度(0.01~0.1mm)で3次元形状が非接触で得られる3Dスキャナーを用意しました。
1台の3Dスキャナーで部分的に形状評価する事や、複数の3D測定カメラをインラインに設置し、ワークの全面測定を行い、設計3D形状データーと比較評価し、合否判定する事ができます。
またインラインでの全数検査も可能となり、
① 製作時のプレス型内のゴミ付着による、3D形状不良
② プレス型の減りによる3D形状不良
③ ワーク素材不良による3D形状不良などインラインの加工形状を統計的に把握し、加工形状不良の早期防止判定をも可能とします。
工業用には、精度重視なインライン検査に使用できるPROシリーズ、3Dモデリングなど民生よりな仕様の3D形状入力用には、安価なCOMシリーズの2種類を用意致しました。
開発コンセプト
①3Dスキャナーは、弊社25年間の非接触測定機開発の結晶作品です。
②2次元画像処理による非接触式のインライン検査が世界的に普及しました。
これは高精度CCDカメラと安定した測定光源及び各種データ処理ソフトの開発によります。
③しかし2次元画像処理では困難な立体形状部位の測定、検査がたくさん残ってます。 これ等の検査は高いコストを掛けた専用検具や熟練者の目視等で行われています。
④今回開発した3Dスキャナーは『面単位』で一定エリア測定が瞬時にできる究極の3Dセンサーです。1測定面当たり140万画素毎のXYZ座標を数秒で演算します。スピードでは2D方式には少し劣るが、他に沢山の機能と扱いやすさを特長とする優れものです。
⑤3Dスキャナーの応用先は、多々あります。例えば、量産品は繰り返し精度の良さを生かして良品基準の検査に最適です。
非量産品はCADデーター基準の絶対値法で測定すると、CADデーターとの照合で合否判定を行うことが出来ます。
⑥メンテフリーを目指していますが、万一故障した場合、代品との交換対応で、スピーデイな再立ち上げサービスをします。
⑦応用案件を提示して頂ければ、具体的な提案書を作成し、ご説明に参上いたします。1000×2000mm(タイプ2000)のテーブルの天井部に、横移動はモータ制御、角度制御モータ2個を持たせた3Dカメラを2台搭載。
3Dカメラは、まず全体形状を短時間で測定した後、各部の詳細寸法を全自動で測定しますので、教示作業もなく、測定プレート上にワークを載せるのみで、全体詳細3D形状が可能です。
基本型式3D-P1-1403D-P1-5003D-P2-1403D-P2-5003D-P3-1403D-P3-500
主仕様 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2
|
最大視野(mm) |
40×30
|
50×42
|
100×75
|
80×67
|
175×130
|
150×127
|
||
3
|
焦点視野(mm) |
30×20
|
45×38
|
90×65
|
66×55
|
145×110
|
116×98
|
||
4
|
測定距離(mm) |
150
|
150
|
300
|
|||||
5
|
測定許容深度(mm) |
±15
|
±20
|
±30
|
±40
|
±70
|
±80
|
||
6
|
CCD画素数(画素数:140万通常型・500万高分解型) |
140
|
500
|
140
|
500
|
140
|
500
|
||
7
|
測定最小間隔(mm) |
0.03
|
0.018
|
0.07
|
0.027
|
0.125
|
0.047
|
||
8
|
測定精度(段差ゲージ) |
絶対精度/繰り返し精度(μm) |
±4/±2
|
±3/±1.5
|
±7/±3.5
|
±6/±3
|
±10/±5
|
±8/±4
|
|
測定精度(ボールバーゲージ) |
±20/±7
|
±15/±5
|
±35/±12
|
±30/±10
|
±50/±15
|
±40/±13
|
|||
9
|
測定時間 |
形状取り込み時間(sec) |
1.5
|
3
|
1.5
|
3
|
1.5
|
3
|
|
3D演算時間(sec) |
1.5
|
10
|
1.5
|
10
|
1.5
|
10
|
|||
19
|
外形寸法 | 縦(mm) |
140
|
140
|
140
|
||||
横(mm) |
300
|
300
|
300
|
||||||
奥行(mm) |
226
|
226
|
226
|
||||||
20
|
重量(kg) |
4
|
4.5
|
4
|
4.5
|
4
|
4.5
|
||
28
|
ユーザー価格(本体+演算ソフト+PC) ※運搬・現場工事除く |
300万円
|
325万円
|
310万円
|
350万円
|
325万円
|
380万円
|
主仕様 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
①
| 基本型式 | 3D-P4-140 | 3D-P4-500 | 3D-P5-140 | 3D-P5-500 | 3D-P6-140 | 3D-P6-500 | ||
2
|
最大視野(mm) |
380×320
|
380×320
|
530×400
|
510×446
|
720×540
|
776×656
|
||
3
|
焦点視野(mm) |
300×225
|
300×250
|
400×300
|
422×357
|
600×450
|
566×478
|
||
4
|
測定距離(mm) |
510
|
750
|
750
|
|||||
5
|
測定許容深度(mm) |
±150
|
±150
|
±150
|
±180
|
±275
|
±300
|
||
6
|
CCD画素数(画素数:140万通常型・500万高分解型) |
140
|
500
|
140
|
500
|
140
|
500
|
||
7
|
測定最小間隔(mm) |
0.24
|
0.12
|
0.28
|
0.17
|
0.43
|
0.23
|
||
8
|
測定精度(段差ゲージ) |
絶対精度/繰り返し精度(μm) |
±15/±7.5
|
±12/±6
|
±20/±10
|
±16/±8
|
±50/±25
|
±40/±20
|
|
測定精度(ボールバーゲージ) |
±75/±25
|
±60/±20
|
±100/±30
|
±80/±25
|
±250/±80
|
±200/±70
|
|||
9
|
測定時間 | 形状取り込み時間(sec) |
1.5
|
3
|
1.5
|
3
|
1.5
|
3
|
|
3D演算時間(sec) |
1.5
|
10
|
1.5
|
10
|
1.5
|
10
|
|||
19
|
外形寸法 | 縦(mm) |
140
|
140
|
140
|
||||
横(mm) |
300
|
300
|
420
|
||||||
奥行(mm) |
226
|
226
|
226
|
||||||
20
|
重量(kg) |
4
|
4.5
|
4
|
4.5
|
5
|
5.5
|
||
28
|
ユーザー価格(本体+演算ソフト+PC)※運搬・現場工事除く |
340万円
|
400万円
|
350万円
|
430万円
|
360万円
|
450万円
|
全機種共通仕様 | ||||
---|---|---|---|---|
⑩
|
3D演算コンピューター | 外置きノートパソコン | 3Dスキャナーにより測定表面を「面」単位でデジタルデーター化、外置きコンピューターが取り込み、高密度3D演算、形状解析 | |
⑪
|
内臓コンピュータ | 数台の3Dスキャナーにより測定表面を分担し、同時に「面」単位でデジタルデーター化、各内臓コンピューターが3D形状並行演算、OK/NG信号を高速出力 | ||
12
|
出荷検査 | JIS B 7441に準拠した平面ゲージ、ボールバーゲージで精度検証後、オプトン基準の立ち上げ用段差ゲージと日々検証用球ゲージを測定、出荷検査表添付 | ||
13
|
立ち上げ精度検証 | 付属の段差ゲージと日々検証用球ゲージを測定し、精度が保障値以下であれば検証合格 | ||
14
|
日々精度検証 | 日々の使用可否検証法 ①絶対値法:付属の既知を持った日々検証ゲージを測定して、その誤差から使用可否を判断する方式 ②繰り返し法:前回測定した量産ワークの合格品を再測定し、二つの測定データーを照合して使用可否を判断する方式 | ||
15
|
客先校正 | 日々繰り返し検証で不可となった場合、付属の段差ゲージを測定すると自動で精度復旧することができる。 | ||
16
|
定期検証 | 年一回以上、弊社または客先検証認定資格者によりJIS B 7441に準拠した平面ゲージ、ボールバーゲージで精度検証、オプトン基準の立ち上げ用段差ゲージ、日々検証用の球ゲージを測定、精度保証書を発行。(※客先検証認定:弊社の測定機の納入立会後、3~4日間実習教育を受けて頂くことで認定書を発行します。) | ||
17
|
交換対応 | 落雷、衝突、その他で精度復旧が不可能と判断した時は交換品を送付する。客先に取り換え工事、立ち上げ検証を行って頂く。 納品後一年以内原則無償。 二年目以降は有償(納入価格の20~50%) | ||
18
|
測定機能 | ①平面・曲面・円筒・球面・球中心・穴径・穴中心・エッジーエッジ・エッジー穴 ②ワークの色 : 透明・黒面・鏡面測定不可、白色粉塗布必要 | ||
③ハレーション防止機能 : マルチシャッターによる光量調整式、カメラアングル調整式、又は白粉塗布式 | ||||
21
|
取り付け方式 | 底面フランジ取付式。取り付け台の振動を20μ60Hz以下に防止下さい。 | ||
22
|
測定環境 | 環境温度45℃以下、湿度80%以下でご使用下さい。カメラ内温度を15℃~35℃に制御。カメラは自己パージ式で、汚染空気に強い。 寿命の維持(5年)と精度の補正を行っています。 | ||
23
|
外部冷却装置 | 環境温度が30℃以上、湿度80%以上が想定される場合、外部に据え置き型の小型冷却風発生装置を用意する必要があります。 | ||
24
|
データー保存 | トレーサブルデーターの保存形式は、オプトン標準(XYZ)で行います。 | ||
25
|
合否判定方法 | CADマスター、又は良品測定マスターと自動照合し、2~3秒後に合否信号を出します。 | ||
26
|
WEB対応 | インターネット通信 | ||
27
|
操作マニュアル | 取り付け方法、測定方法、日々校正、定期校正、各種検査データーの出力方法、各種カラーマップ等の説明 | ||
29
|
受注仕様形式 | 形式①欄から選択記入____3D演算コンピュータ⑩か⑪を選択_____ |
3D-P2-140をサーフタイザー300S標準仕様に応用、3D-P4-140をクラウドフォーマ標準仕様に応用
用途例 : 自動車用ドラッグリンク曲げ加工ライン、重要寸法インライン測定、エンジン燃焼室、シリンダ容積インライン測定、板金プレスパネル穴間距離インライン測定
主仕様 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
①
| 基本型式 | 3D-C3-40 | 3D-C4-40 | 3D-C5-40 | 3D-C6-40 | |
2 | 最大視野(mm) |
175×130
|
280×210
|
400×300
|
720×540
|
|
3 | 焦点視野(mm) |
145×110
|
230×170
|
300×225
|
600×450
|
|
4 | 測定距離(mm) |
300
|
510 |
740
|
1370
|
|
5 | 測定許容深度(mm) |
±70
|
±100
|
±150
|
±275
|
|
6 | CCD画素数 |
40
|
40
|
40
|
40
|
|
7 | 測定最小間隔(mm) |
0.225
|
0.36
|
0.5
|
0.8
|
|
8 |
測定精度(段差ゲージ) |
絶対精度/繰り返し精度(μm) |
±20/±10
|
±30/±15
|
±40/±20
|
±100/±50
|
測定精度(ボールバーゲージ) |
±100/±30
|
±150/±50
|
±200/±70
|
±500/±150
|
||
9 | 測定時間 | 形状取り込み時間(sec) |
1.0
|
1.0
|
1.0
|
1.0
|
3D演算時間(sec) |
1.0
|
1.0
|
1.0
|
1.0
|
||
10 | 3D演算用コンピューター | ノートパソコンを御支給下さい。 仕様:Windows7 32bit CPU速度2G以上、メモリ 4GB、HDD 320GB以上、LANポート1000BASE-T、USB2.0x4ポート以上 | ||||
11 | 出荷検査 | オプトン基準の立ち上げ用段差ゲージと日々検証用球ゲージを測定、出荷検査表添付 | ||||
12 | 客先検証 | 検証モードで日々検証用段差ゲージを測定し、OK/NG判定。 | ||||
13 | 客先校正 | 検証モードでNG判定が出力された場合、校正ボタンを押すと自動で精度を復旧することができる。 | ||||
14 | 測定機能 | ①平面・曲面・円筒・球面・球中心 ②ワークの色 : 透明・黒面・鏡面測定不可、白色粉塗布必要 | ||||
③ハレーション防止機能 : マルチシャッターによる光量調整式、カメラアングル調整式、又は白粉塗布式 | ||||||
15 | 外形寸法 | 縦(mm) |
140
|
|||
横(mm) |
300
|
|||||
奥行(mm) |
226
|
|||||
16 | 重量(kg) |
4
|
||||
17 | 取り付け方式 | 底面フランジ取付式。 | ||||
18 | 測定環境 | 環境温度35℃以下、湿度80%以下でご使用下さい。 | ||||
19 | データー保存 | トレーサブルデーターの保存形式は、オプトン標準(XYZ)で行います。 | ||||
20 | WEB対応 | インターネット通信 | ||||
21 | 操作マニュアル | 取り付け方法、測定方法、日々校正と校正 | ||||
22 |
ユーザー価格(本体+演算ソフト) ※運搬・現地教育除く |
105万円
|
115万円
|
130万円
|
145万円
|
|
23 | 受注仕様形式 | ①を打ち合わせの上、御指定下さい。 |
3D-C5-40を足裏測定機の標準仕様に応用(スポーツ靴用インソール特注、足裏矯正用インソール)、3Dコピー用データー測定
用途例 : 顔、手、ホビー、3Dコピー用3Dデーター取得
フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。
恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。