商品概要
素管、端末加工済みパイプ、ナット付パイプ、フランジ付パイプなど様々なパイプ形状やストック量に対応して設計製作いたします。
●ニーズの多様化ですべての商品が多品種化しており、生産サイドでは省人、段取り、品質、コスト等で対応に苦労しております。
●生産、段取りの省人、が重要な多品種生産のFAシステムではローダー・アンローダーの役割は重要です。当社では、ローダー・アンローダーの標準化はもちろん特注品についても丁寧に打ち合わせさせて頂きますので、お気軽にご用命ください。
●多品種部品の自動段取りにNC制御を採用することで、加工タクト、省人、多品種対応 で大きな効果を発揮します。
パイプローダー・ストッカー実例
L-ECOベンダーシリーズ用のパイプローダー・ストッカーの実例です。
対象機種 |
M-ECO 80、90、100、130、150 ST/UD/AB/UB/SW 全機種 |
1.パイプローダー
ローダーの代表的な方式として以下のタイプがあります。
- 前方投入式
- 順サイド投入式
- 逆サイド投入式
- オフセット投入式
- 後方投入式
- ロボット投入式
1-1.前方投入式ローダー
ベンダーの前方よりパイプを
直進させて投入するタイプです。
【特徴】
- 芯金後退装置無しで、芯金を使用した曲げ加工が可能です。
- パイプ長に制限はありません。
1-2.サイド投入式ローダー
ベンダーの側方(曲げヘッド中心側)よりパイプを投入するタイプです。
【特徴】
- チャックに近い側から投入するのでパイプの移動距離が短く、
システムがコンパクトにできます。
- システム全体の設置面積が少なくてすみます。
- パイプ長に応じて芯金後退 装置が必要です。
1-3.逆サイド投入式ローダー
ベンダーの側方(曲げヘッド中心の反対側)よりパイプを投入するタイプです。
【特徴】
曲げアームが開く方向の反対側にローダーを設置しますので、
曲げ加工時の干渉が少なくできます。
1-4.オフセット投入式ローダー
逆サイドローダーを、ベンダー前方に設置して、回転アーム方式でパイプを投入するタイプです。
【特徴】
- 芯金後退を使わず、芯金前後装置のみで、芯金付きの曲げが可能です。
- ベンダーヘッド周りに作業エリアが広く取れます。
1-5.後方投入式ローダー
ベンダー後方よりパイプを投入するタイプです。
【特徴】
- 長尺パイプの投入に有利です。芯金を使用することはできません。
- 投入のロスタイムが少なくなります。
1-6.ロボット投入式
マテハンロボットを使用して、パイプを投入します。
【特徴】
- ローディング・アンローディングの両方行わせることができます
- 後工程への受け渡しなどの自動化が容易に行えます。
- 汎用性の広いローダー・アンローダーとなります。
2.パイプストッカー
ストッカーの代表的な方式として以下のタイプがあります。
- 整列式
- コンベア式
- 掻き上げ式
- パーツフィーダ式
- 縦型ストッカー
2-1.整列式ストッカー
ガイドの上に、一列にパイプを並べて(整列させて)ストックするタイプ
- 構造がシンプルなので、多段式への対応が容易です。
- 多品種6段NCストッカーの実績を持っています。
2-2.コンベア式ストッカー
コンベアに、パイプを並べてストックするタイプ
- パイプ表面に傷の付くのを防ぎながら、安定した供給ができます。
- コンベアは、水平タイプ、斜め、垂直タイプがあります。
2-3.掻き上げ式ストッカー
パイプをまとめてストックし、1本ずつ掻き上げて取り出すタイプ
- 一度に多くの本数をストック可能です。マフラー等、太物がよく使われます。
- パイプ表面に、こすり傷がつきやすい欠点があります。
2-4.パーツフィーダ式ストッカー
パーツフィーダにより、パイプを取り出すタイプ
- 非常に短いパイプを1本ずつ取り出すことが便利です。
- 早いスピードで取り出すことが可能です。
パイプベンダー、ロボットベンダーの自動化システムは、 生産性を大きく向上させることができます。
弊社の豊富な経験から、システム化のご提案をさせて いただきますので、是非ご相談下さい。