MATコンピュータシステム

自動故障検出でダウンタイム削減トレーサブルデータ保存で品質保証

商品概要

MATコンピュータシステム
●新規機械への組込みや、既存機械にオプションで追加が可能です。
●電機系制御部品の故障や断線を記号表示します。
●加工中の各NC軸の繰返し精度を初期値と比較しながら定期メンテタイミングのお知らせと品質データの保存を行います。
●マシン付属のCCDカメラをMATに接続し、LAN経由でオプトンサービスデスクコンピューターに画像を取込みしてサービスアップを図ります。
●オプトンサービスデスクとインターネット故障監視ができます。
●加工データ長期 全量/間引き保存、IDキーでセキュリティ確保ができます。

MAT式(メンテナンスアナライザー・トレーサブルコンピューターシステム)は、各種NC加工機の電機系・機械系故障の自動検出、品質データ(機械動作を記録した加工データ)を時系列に保存・解析ができる専用小型コンピュータです。

機械の部品が劣化してくると、次第に機械の動作に影響が出てやがて故障に至ります。
また機械の動作が変化して製品の品質に影響がでることもあります。
しかし今までは、異常や製作品の不良に気づいてから調査を始めることが一般的でした。
そのため機械がどのような稼働状態だったかを調べるのに時間もかかり、原因を突き止め修理をするまで生産に支障を来すことがありました。

MAT故障検出コンピュータは、機械に付けたLSやエンコーダー、圧力センサー、振動センサー(機械回転駆動部の劣化検出)の信号やソレノイドバルブ、モーターの速度・トルクの信号等を取込み、機械稼働状態の常時監視・記録ができます。

MAT故障検出コンピュータを追加することで、機械の動作に変化があらわれたときに警告が出来、故障検出の表示や、機械の動作したデータの履歴を保管して解析することができます。


特長1 : MAT故障検出・監視機能

  1. 異常監視方式
    機械の正常時データをマスターとして、常時稼働するデータと比較する方式です。

    マスターデータに記録されたLS、ECD、振動センサー、ソレノイド バルブ、モーターの電流、トルクなどのON-OFFタイミングや数値を 公差と比較し、範囲を超えた場合に異常警報を表示します。
  2. MAT検出コンピュータの取り付け
    新規NC機械に組み込んでおくことも、既存設備にオプション取り付けすることも出来ます。
  3. 故障表示
    故障が発生したとき、電機系制御部品や断線などの故障個所を表示器に記号で表示します。
  4. メンテナンスタイミングのお知らせ
    機械部品、電気部品等 定期メンテナンスのタイミングをお知らせします。

特長2:MAT 品質・トレーサブル機能

  1. MAT解析処理コンピュータ接続でシステム化
    MAT検出コンピュータを機械内に取り付け、LAN接続で MAT解析処理コンピュータと接続し、距離が離れていてもシステム化出来ます。
  2. 故障検出表示機能
    故障が発生したときに、原因と考えられる2~3の故障検出対象部位 記号と図面内名称の一覧表示ができます。故障箇所を特定するのに役立ちます。
  3. メンテお知らせ機能
    機械系、電気系の部品毎に定期メンテ警告を出します。
    メンテナンスの忘れを防ぎ、メンテ履歴も残すことができます。
  4. リモートメンテナンス機能
    オプトン拠点のサービスデスクコンピュータとインターネット接続で 故障監視が出来ます 。
  5. メンテナンス支援機能
    機械にCCDカメラを接続してライブで弊社サービスデスクのコンピ ュータへ 画像取り込みしメンテ支援をおこないます。
  6. トレーサブル機能
    加工データを長期間、全量保存/間引き保存し、いつでも閲覧する ことができます。
  7. データ保管ID機能
    IDキーにより保存データの信用維持が図れます 。
  8. データ外部保管機能
    収集したデータを外部サーバー、HDD等に保存ができます。


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本社サービスコール:0120-51-3327

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