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メカトロテック ジャパン2021 出展のご案内

貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素より格別のご愛顧を賜り、誠に有難うございます。

さて、弊社はこの度「メカトロテックジャパン2021」に出展することになりました。

「メカトロテックジャパン」は1987年にスタートした国内最大級の工作機械見本市で、西暦奇数年の秋に名古屋市のポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催されます。

奇数年の工作機械展としては、国内最大規模で、通算17回目となった2019年展では、477社・団体(1,941小間)が参加、約9万人が来場しました。

弊社は制御プログラムを自動生成する機能を持った新型CNC制御装置APC仕様のパイプ加工用FA生産システムを展示用に製作して出展します。

是非ともご来場いただきたくご案内申しあげます。

【出展品のご案内】
FA機械4台を、1台のAPC装置で制御する実負荷展示システム
パイプ供給ローダー(①)からφ8の鉄パイプを1本づつ端末加工機(②)にスライド投入してバルジ加工終了後、ローダーに戻し、ローダーからSROベンダー(③)へパイプを供給します。SRO(シングルロボットオプトン)ロボットベンダーの曲げヘッドの曲げ金型に巻き付ける形で曲げ加工を行います。

パイプのひねり動作はロボット3軸円弧補間動作、送り動作はロボット機構の移動で実現しました。

曲げ加工後、協働ロボット(④)のワーク受け渡し用ハンドにてSROベンダーから製品を受け取り、測定テーブルにセット後、測定を開始。

3Dスキャナー(④)はパイプに縞模様を投影し、縞模様の変化でパイプの3D形状の計測が可能になります。

計測後、設計CADモデルと比較し形状OK/NG判定と共に曲げ形状がNGの場合は、誤差量をベンダーにフィードバックし自動的に形状修正をすることが可能です。

これら全ての装置を、操作盤内に搭載したAPC制御装置1台で制御します。

各FA機器にはそれぞれ動力盤があり、操作盤ー動力盤間はEtherCATラインにて接続し、動力盤内のドライバーにてACサーボモーターや、シリンダーセンサーなどを統合的にコントロールします。パイプ形状の入力、SROベンダーの曲げ加工データ、3D測定機の測定結果等も全てこの統合コントローラにて集中管理を行います。

新型CNC式制御装置APC(Auto Programming Controller) はFA生産システムの制御ソフトを自動生成する機能を持った制御装置です。

従来型の技術のFAの各機械に必要であった特注操作盤4台を画面切替式の標準操作盤1台に集約しました。

チャート入力用のタッチパネルモニタを有し、シーケンス変更や形状変更が行える集中新型制御装置で、各機械の動力盤へ接続されるEtherCATにより一括集中制御を行います。上記、全てのACサーボ及びI/Oを1台のAPC一括新型制御装置にて行います。