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ロボットベンダーシステムの導入で加工率20%UPが可能です


対象製品 :新型ガス給湯器用配管(二次熱交換用配管)

 

一般的なパイプベンダーでは何が問題か?

部品用途が熱交換であるため製品長(材料長)が長く、様々な問題を抱えている。
・材料長さが最長で3,500mm程度あるため数十秒/本の時間を要する。
・設備の設置面積が大きくなってしまう。
   製品形状から曲げ金型を芯高(80mm程度)にする必要があり、品質が低い。
  ・金型が芯高の影響で加工時に倒れが生じ、製品の内シワが出てしまう。

 

ロボットベンダーシステムにはどのような効果があるのか?

従来型では成し得ない動作、機能により問題を解決できます。
  ・送り動作と曲げ動作を同時に行えるため、加工効率を20%以上向上させられる。
・自身が曲げ加工と排出機能を兼ね備えているため、設置面積を小さくできる。
  ・従来型ベンダーではできなかった加工工程の入れ替えが可能なため金型を芯高にする
   必要が無く、内シワが生じない。


ロボットベンダーシステムの加工フロー

具体的にどのような動きをするのか。
① 材料をローダー(ストッカー)に並べる。
② ローダーから1本出された材料を端末加工ユニットに送り込む。
③ 端末加工ユニットにて両端末の加工を行う。
※ユニットはローダーに組み込み式
④ 端末加工が終わった材料をロボットベンダー用チャック後方から送り込む。
⑤ 送り込まれた材料をロボットベンダー曲げヘッドが受け取る。
⑥ 曲げ加工を開始する。
⑦ 加工工程を入れ替え、従来型ベンダーでは干渉して曲げられなかった形状を高品質に
加工する。
⑧ 最終工程の曲げを行いながら製品をコンベア上に排出する。
⑨ ⑤以降の工程を繰り返す。
   ※加工データを切り替えながら多品種を混在させることも可能


その他のメリット

一般的なパイプベンダーと比較してメンテナンス費用の軽減が期待できる。
  ・曲げ軸以外の動作は全てロボットの軸動作で行うため、部品点数が少ない上、
一流メーカーの品質管理の下で生産されている。
  ・曲げヘッドに関わる部位の消耗管理、部品交換がメンテナンスの中心で、
   ハイスピード・ローコストメンテ実現。

 

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担当部署: 中部営業所
担当者名: 加藤 聡

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